調布市最大のイベント「調布市花火大会」（10月20日開催）まであと1日に迫った。関東近辺では今年最後となる大規模な花火大会で、市内外より大勢の来場者が予想されている。有料席は、当日販売も行われる。

着々と準備が進む花火大会会場。写真は布田会場。手前のペアシートから、奥に向かって、シート席、チェア席、Ａ席テーブルと並んでいる。

　打ち上げられる花火は8号玉を最大に、約9000発を予定。中でも今年は、来年開催される「スポーツ祭東京2013」の仕掛け花火やゆりーと玉、復興支援をイメージする曲に合わせて打ち上げられる「ハナビリュージョン」が注目。布田会場では有料席専用の飲食店が16店、多摩川会場では5店の飲食店が出店を予定している。

　同大会では予算の多くが警備やバリケードなどの安全対策に費やされる。その費用を補うため、数年前より会場に募金箱を設置し、その年の運営費に充てている。担当者は「今年は募金箱を40個、会場内外に設置している。また、30回を記念して作られた『調布市花火大会　ご当地キティ』やオリジナルタオルなどの花火大会グッズも会場で販売するので、ぜひ購入いただければ」と協力を仰ぐとともに、「夏とは違う、澄み渡った秋空の花火を、安全に、けがのないよう楽しんでほしい」と話す。

　開会式は17時30分～、打ち上げ開始17時50分、打ち上げ終了19時。荒天の場合は翌21日に延期。当日の開催可否は、10時より専用ダイヤル（0180-99-3226）やホームページで確認できる。席に残りがあった場合には、有料席の当日販売も行われる。当日券は、調布駅南口ロータリーに面するファミリーマート横の同大会事務局前で販売されるほか、ローソンでも購入できる。

　大会に合わせ、フォトコンテストも実施し、印画紙にプリントしたものを1人5点まで応募できる。入賞作品については後日原版（ポジやデータなど）を提出する。参加無料。締め切りは11月30日。詳しくはホームページで確認できる。