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調布・布田の人気イタリアンが2店舗目-地元出身同級生コンビが開業

イタリア・トスカーナ地方の料理中心のメニューを提供

イタリア・トスカーナ地方の料理中心のメニューを提供

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 調布の布田駅北口近くに2月14日、イタリアンレストラン「トラットリア ジリオロッソ」(調布市国領町1、TEL 042-485-1167)がオープンした。

トラットリア ジリオロッソ・店長兼シェフの植木晃一さん(右)とスタッフの鈴木 誉(たかし)さん

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 布田駅南口にあり、週末には行列ができることもある人気イタリアンレストラン「オステリア アルコバレーノ」(布田3)のオーナーシェフである平野真一さんが2店舗目としてオープンした。平野さんは調布市内で生まれ育ち、東京多摩調理製菓専門学校を卒業後、老舗洋食店「代官山小川軒」、池尻大橋の「パーレンテッシ」、広尾の「イル ブッテロ」と名店を渡り歩いて修業を積んだ後、三軒茶屋で独立・開業。その後、東日本大震災がきっかけで、約1年前に布田駅南側のビルの2階にアルコバレーノをオープン。その際、偶然に市内レストランでシェフをしていた中学校時代の同級生・植木晃一さんと再会し意気投合。アルコバレーノを共に支えていたが、「地元の皆さんにもっと親しめる店を開きたい」という思いをきっかけに植木さんを店長兼シェフとした新店をオープンさせた。

 店舗面積は約17坪。席数は20席で、テーブル14席、カウンター6席。生パスタ、ピザ生地とパンを毎日手で練って仕込んでいる。食材は調布市内の野菜を含め、岡山の契約農家が作る日本では珍しいイタリア野菜を使う。メニューは、ボロネーゼやカルボナーラなど定番のパスタやピザのほか、トスカーナ地方でよく食べられるという牛の胃「トリッパ」のトマト煮込み(1,260円)や自家製トスカーナパン(420円)などを用意。ランチは「ヴォンゴレビアンコ」(945円)、「ボロネーゼ」(1,050円)などのパスタランチと「マルゲリータ」(945円)、「シチリアーノ」(1.050円)などのピザランチも提供する。

 平野さんは「イタリア語でトラットリアは食堂の意味。階段を上る必要のない1階店舗なので、小さなお子さんやお年寄りも安心して入れるお店づくりをしていきたい。料理も肉料理や煮込み料理が特徴のトスカーナ地方の家庭料理を中心に、地元の皆さんの食堂になれるような温かい雰囲気のアットホームな店にできれば」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~22時。水曜定休。

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