わんぱく相撲調布場所が5月19日、仙川のクイーンズ伊勢丹前の公園と駐車場で開催される。調布青年会議所は現在、出場者を募集している。同大会は市内にあるアメリカンスクールからの出場者も多く、国際色豊かなのが特徴。
わんぱく相撲調布場所のポスター。毎年、漫画家のちばてつやさんがイラストを提供している
今年で27回目を迎える同大会。参加資格は調布市か狛江市在住・在学の6歳~12歳の小学生男女で、毎年200人以上が出場する。男女別の各学年トーナメント方式で優勝、準優勝、3位が入賞。4~6年生の優勝者は築地本願寺で開催される東京都大会に出場できる。都大会で優勝すると、両国国技館で開かれる全国大会にも出場できる。「わんぱく横綱」の称号が与えられる同全国大会の優勝者には、現在関脇の豪栄道関をはじめ多くの力士が名を連ねる。
同大会は、数年前まで、布多天神社で開催されていたが、同神社の境内に十分な広さが確保できなくなったこともあり、近年は調布市野水にあるアメリカンスクールや同市役所前広場、第一小学校などで開催。今回は、仙川駅すぐ、商業施設が立ち並ぶ場所で開催となり、多くの観覧者も期待できる。
同大会の実行委員長を務める和田勝幸さんは「日本の国技である相撲を通じて心身の鍛錬と健康の増進を図り、勝つことの喜びや負けることの悔しさ、そして勇気を持って物事に取り組むことを学んでほしい。当日は、参加選手にちゃんこを1杯無料で提供。ハーモニーバーガーや焼きそば、ホットドックなどの飲食店の出店のほか、キャラクター相撲対決など、楽しい企画も予定しているので、ぜひ多くの方に申し込みいただければ」と話す。
開催時間は7時30分~15時30分。観覧無料。雨天時は若葉小学校で開催。出場の申し込みはホームページから。締め切りは4月30日。中学生以上を対象に会場の手伝いをするボランティアも募集している。