都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)は5月11日から、早朝から夜まで営業時間を拡大し、バラに関するさまざまなイベントを行う「春のバラフェスタ」を開催する。
同園の「ばら園」では、開園時から育てている老大株や原種バラなど約300品種・5200株を栽培している。左右対称の整形式沈床庭園は、関東で唯一「世界バラ会連合優秀庭園賞」を受賞している。
期間中の土曜・日曜はバラの香りが強い朝に観賞できるよう8時に早朝開園し、夜は20時まで延長(入園は19時まで)して庭園を幻想的にライトアップする。日曜は、8時から蓮田勝之さんの講義を聞いてバラの香りを楽しむ「香りのモーニングツアー」(事前申込制)や、14時~と17時~にテラスで「ばら園コンサート」を開く。26日は13時から、世界的なバラ育種家の鈴木省三さんによる講演会「オールドローズの世界」を開催(当日先着50人)。
期間中、ボランティアによる「ばら園ガイドツアー」(19日まで)や、武蔵野バラ会による「春のバラ展」(21日~26日)を行う。バラにちなんだ小物や苗木などを販売する「ロゼマルシェ」や、バラを見ながら飲食できる「バラのカフェテラス」も営業。
通常開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(期間中は休まず開園)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。今月26日まで(イベントにより雨天中止あり)。