調布市花火大会の実行委員会が4月17日に発会式を行い、「第28回調布市花火大会」の開催予定日を7月18日（荒天時には19日に順延）に決定した。

　関東でも有数の規模で知られる同大会は、1933（昭和8）年に多摩川河川敷で地域の花火大会として始まり、戦時中の一時中断を経て1954（昭和29）年に全国の花火師たちが腕を競う競技会として「全国輸出振興煙火競技大会」を開催した。その後一時の中断期間を挟み1982（昭和57）年に「調布市市花火大会」として復活した。

　昨年は、オリンピックムーブメント共同推進事業の一環としてオリンピック招致ロゴをモチーフにした仕掛け花火を実施したほか、コンピュータ制御で音楽に合わせて打ち上げる「ハナビリュージョン」ではオリンピックにちなんだ選曲で盛り上げた。

　同大会実行委員会事務局長の斉藤さんは「地域の協力を得ながら続くこの花火大会が、今年も安全に成功し、来場した皆さんの思い出に残るような花火大会にしたい」と話す。

　開催時間は19時20分～20時30分。会場は多摩川河川敷（京王相模原線鉄橋下流）、布田会場・多摩川会場の2カ所。