調布でAED調査のマッピングパーティー、世界最大・ギネス記録を目指す

AEDのイメージ写真

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 調布の市立若葉小学校で10月26日、同市のAED(自動体外式除細動器)の設置状況を市民が調査し、インターネット上の地図に記録する「調布マッピングパーティー02」が開催される。

第1回調布マッピングパーティーで作成した、オープンストリートマップ上に登録された国領駅近辺の自動販売機マップ

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 市主催の総合防災訓練と連携して開催される同企画。当日集まった市民は市内に設置されたAEDを調査し、その場でスマートフォンを使って撮影し本部に送信。本部では、送信された写真に記録されている緯度経度情報を基に、インターネット上の地図「オープンストリートマップ(OSM)」に登録する。

 OSMとは、2004年に設立された、誰でも利用できるような道路地図などの地理情報データを作成することを目的としたプロジェクト。誰でも自由に編集でき、誰でも自由に利用する事ができるのが特徴で、作権を明示すれば原則費用がかからないため、現在、災害時の状況把握などをはじめ、世界中でさまざまな形で利用されはじめている。

 今年5月に開催した1回目のマッピングパーティーでは20名が集まり、国領駅付近の自動販売機約200台を調査、登録した。今回は200名の参加を目標にしており、本番の練習も兼ねて今までに開催されたプレイベントでの参加者延べ100名を加えると、世界最大となりギネス記録として申請できる可能性があるという。

 主催する「Code for Chofu」代表の柴田哲史さんは「市民のAEDへの意識向上や情報のオープン化を目指して行う。興味のある方はぜひ参加してほしい。災害時にスマートフォンで情報発信できるような市民情報団の育成にもつながれば」と話す。

 参加希望者は9時~10時に調布市立若葉小学校に集合。参加無料

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