調布市が歩んできた姿を写真とともに紹介する単行本「ふるさと調布」が5月20日、出版される。発行元は郷土出版社(長野県松本市)。
A4版、232ページ、カバー巻きの特製本として出版される同書。昔懐かしい写真とともに調布市の歴史がジャンル別に編集されている。
掲載される写真は1953(昭和28)年の「深大寺小学校の生徒たち」や1955(昭和30)年の「京王多摩川駅」、1957(昭和32)年の第三小学校の運動会、1973(昭和48)年の「仙川駅前の商店街」など400枚以上。「調布市の変遷と発展」「交通・産業の発展」など全体を5つのジャンルに分け、同市の歴史を紹介する。
調布駅北口にある真光書店の矢幡秀治社長は「今、大きく変化する調布の昔の姿を知る上で非常に面白い本。今まで公開されていなかった写真なども掲載されているようなので、昔から調布に住んでいる方も、新しく移り住んだ方も楽しめる一冊のはず。多くの方に今と昔を比較しながら読んでいただければ」と話す。
発行部数は1000部限定、再販なし。価格は9,990円。同店では予約でほぼ完売し、店頭には並ばない可能性もあるという。