調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で12月19日・20日、「角川大映スタジオ展」が開催される。
同イベントは調布市制施行60周年を記念した事業で、「映画のまち調布」をアピールすることを目的に、4カ月連続で実施する特別企画の第1弾として開催。1933(昭和8)年に日本映画の多摩川スタジオとして開所した80年以上の歴史を持つ撮影所「角川大映スタジオ」(調布市多摩川6)に焦点を当て、映画上映やさまざまな映画美術品や映像資料、立体物を展示し、歴史背景と世界観を紹介する。
19日は「犬神家の一族」(1976年)、「ファンシイダンス」(1989年)、20日は「白い巨塔」(1966年)、「宇宙人東京に現わる」(1956年)を無料上映。大映の黎明(れいめい)期から現在のKADOKAWAに至るまでの足跡をパネルと資料で紹介するほか、最新映画の予告編上映や特撮怪獣も展示する。
主催する調布市産業振興課の杉村さんは「今回の『角川大映スタジオ展』を皮切りに、1月には『石原裕次郎展』、2月には『日活調布撮影所展』、3月には『調布映画祭2016』と映画のまち調布を4カ月にわたって楽しめる企画。たくさんの方々の来場をお待ちしている」と話す。
開催時間は10時~19時。入場無料。