味の素スタジアム(調布市西町)に隣設する多目的広場で8月13日、「スポーツ雪合戦大会」が開催される。主催の「ぶーにゃんコミュニケーション」では現在、参加チームを募集している。
「スポーツ雪合戦」は7人でチームを組んで対戦する日本発祥のスポーツで、1988年に公式ルールが制定されてから海外でも大会が開かれている。今秋岩手県で開催される国体のデモンストレーションスポーツの種目にも採用され、2030年代のオリンピック正式種目採用への土台作りも進んでいる。
「シェルター」「シャトー」と呼ばれる障害壁とフラッグを置いたコートで、決められた数の雪玉を投げ相手選手全員を当ててアウトにするか、相手陣内へ進入してチームフラッグを奪取すれば勝利となる。今回使う雪は人工雪で、作った雪玉は当たって砕けると霧状のミストになり痛くないという。
募集は、一般の部(中学生以上)10チーム、ジュニアの部(小学3~6年)6チーム。3チームで予選リーグを戦い、上位チームによる決勝トーナメントで優勝を争う。
当日は「雪合戦教室」も行い、準備運動・ルール説明・雪玉作り・投てきなどを指導する。開催時間は、子ども向け(小学生まで定員30人。未就学児は保護者同伴)=10時から45分間、大人向け(中学生以上、定員30人)=13時30分から80分間。
「ぶーにゃんコミュニケーション」の後藤一郎さんは「学校・職場・町内会などの仲間を集めて、野球やサッカーなどのチームメイトともぜひ参加してほしい。人数がそろわない場合は個人参加もできるので、暑い夏に雪合戦を楽しみながら涼んでほしい。雪で遊びたい子どもは、早めに『雪合戦教室』に申し込んでほしい」と呼び掛ける。
スポーツ雪合戦の参加費(記念品・保険料込み)は、一般の部=1チーム(監督含む男女7~10人)2万2,500円、ジュニアの部=1チーム(中学生以上の大人1人の監督を含む男女8~10人)7,600円。個人参加者は1人3,600円(2人以上で申し込む場合は1人3,000円)。雪合戦教室は子ども向け=無料、大人向け=2500円(2人以上で申し込む場合は1人2,000円)。
開催時間は9時30分~15時30分。少雨決行。