稲城市のよみうりランド(稲城市矢野口)が12月4日まで、スマートフォンと連携するIoTシューズを活用した体験型迷路アトラクション「FUMM ADVENTURE(フーム アドベンチャー)powered by au」を「グッジョバ!!」にオープンする。
生活者からのアイデアをベースに生まれたIoTシューズ「FUMM」は、コミュニケーションの未来を創造することを目的に開設されたオープンラボラトリー「au未来研究所」のコンセプトモデルとして、ニューバランスジャパン(千代田区)の協力を得て開発。靴に「カラー」「感圧」の2種類のセンサーが搭載され、「歩く」「ジャンプ」などの子どもの動きや踏んでいる地面の色を識別し、動きや地面の色に応じたさまざまな音や映像がスマートフォンに表示される。
FUMMを「親子で、リアルなアトラクションで体験してほしい」というKDDI(千代田区)と「昔ながらの迷路を、最新のテクノロジーを搭載することで、新たな体験価値の提供が可能になる」という同園の思いが合致し、実現した。
日本初の同アトラクションは、「FUMM」を履いた子どもと貸し出しする専用のスマートフォンを持った親が、地球上の過去や未来にタイムトラベルをするストーリーで、冒険を進めるとティラノサウルスとの「かけっこ競争」など子どもが体を動かすミッションが発生し、これらの動きを「FUMM」が関知することで、親が持つスマートフォンに音や映像が表示される。迷路のエリアは、「恐竜エリア」「ロボットエリア」「星エリア」の3つで構成する。
同園では、最先端のIoTを用いたアトラクション施設の設置により、親子のコミュニケーション活性化や子どもの豊かな想像力を伸ばすことを目指していく。
11月の開園時間は、平日・土曜=10時~20時30分、日曜・祝日=9時~20時30分。料金は500円(入園料別途、ワンデーパス・ひよこパス利用可)。利用条件は、靴サイズ=16~20センチ、4歳以上。