調布の電気通信大学(調布ヶ丘1)で11月12日・13日に「調布アイデアソン・ハッカソン『オリパラ×?=まち元気情報!』」が開催される。主催は調布地域情報化推進協議会メンバー有志による実行委員会。
「(ラグビーW杯やオリパラに)市民の誰もが『自分が関わった』と思えるまちをつくろう!」をテーマに開催
調布市にある味の素スタジアムでは、2019年にアジアで初の開催となる「ラグビーワールドカップ」が、2020年のオリンピック・パラリンピックでは隣接する「武蔵野の森総合スポーツ施設(仮称)」と合わせ、複数の競技が開催される予定。同イベントは、「(ラグビーW杯やオリパラに)市民の誰もが『自分が関わった』と思えるまちをつくろう!」をテーマに開催する。世界イベントを調布のために生かすアイデアを参加者で出し合い、実現方法を考える。ハッカソンは通常ソフトウェア開発が伴うが、同イベントでは必須とはしない。
2日間で完結し、初日は競泳やシンクロナイズドスイミングのオリンピック選手を数多く輩出しているスイミングスクール「アクラブ」(国領町6)を運営する傍ら、日本水泳連盟オープンウォータースイミング委員長も務める金子日出澄(かねこひですみ)さんと、リオ・パラリンピック閉会式で車椅子パフォーマンスに出演した、市内在住の神原健太さん、調布市の職員でオリンピック・パラリンピック担当部長を務める小林達哉さんの3人のトークセッションで始める。その後、グループで分かれブレインストーミングなどを行った後、投票で上位のアイデアに絞り、翌日の発表に向けた準備などを各グループで行う。
2日目は各グループで発表。審査員は社会福祉協議会職員や「まちつく会議@調布」を実施する「調布企画組」メンバーなど5人が務め、表彰式も行う。
実行委員長の南條さんは「ラグビーワールドカップとオリンピック・パラリンピックをきっかけに、スポーツに触れる楽しさに満ちたまち、スポーツを通じて人がつながるまち、スポーツによって活力を高めるまち、にするアイデアを出し合う機会になれば」と話す。
12日には、9月に設立され、同イベント実行委員会発足の元となった「調布市地域情報化推進協議会」の発会報告も行われる。