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調布の焼酎バーが13周年 薄暗い夜道に光をともし続け社会貢献

「modern Japanese スタボン」名物の「厚岸大粒牡蠣」

「modern Japanese スタボン」名物の「厚岸大粒牡蠣」

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 調布の甲州街道沿いにある焼酎ダイニング・バー「modern Japanese スタボン」(調布市布田1、TEL 042-484-3677)が11月11日、13周年を迎える。

歩道に明かりをともす「modern Japanese スタボン」外観の様子

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 「街に永く愛される、粋でいなせな店づくり」を理念に、調布市内に4店舗、関東を中心に約30店舗の飲食店を展開するNATTY SWANKY(新宿区)が同市内に初めて開いた同店。帰宅する市民のために、夜になると薄暗くなる通りに明かりをともそうと、近隣に飲食店が少ない立地を選んだ。

 東日本大震災発生直後は計画停電の影響もありシャッターを閉める店舗が多い中、ろうそくを利用して休まず営業。常連客から「コンビニでも食べるものが売っていない」との声を聞き、弁当の販売も始め、食の安定、復興応援に力を入れた。さらに、同市のまちづくりのために環境保護募金を始めるなど、社会貢献活動も行った。

 店舗面積は約15坪。1階はカウンター席6席、2階はテーブル席12席、中2階は個室で3席を用意。2階建ての店内に洞窟カップルシートや座敷ロフト半個室など5つのコンセプトに分けた異空間を演出。常時150種類の焼酎とカキや白金豚などをメインに提供している。

 現在、13周年を記念し、来店客に1,000円~5,000円の食事券や焼酎、オリジナルTシャツなどが当たる抽選券を配布。14日から20日まで、「14年目のスタボンから、皆さまへ感謝を込めてサービス」を用意。「『厚岸大粒牡蠣』全種盛り合わせ」総額2,380円を14年目にちなみ1,400円で提供する。

 同社の森永陽介さんは「調布の片隅ではあるが、13年間光をともし続けることができたのは、店を育ててくれたお客さまのおかげ。心から13年目の感謝を伝えたい。この機会にぜひ、厚岸の海のミルクをご堪能いただき、普段使いの店として、常連のお客さま、新規お客さまとともに新しいコミュニティーを展開していきたい。忘年会など宴会のご予約もお待ちしている」と話す。

 営業時間は17時~翌2時(金曜・土曜・祝前日は翌3時まで)。

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