狛江市中央公民館(狛江市和泉本町1)で1月22日、「ニューイヤーパーティー2017」が行われる。主催は狛江市国際交流協会。
同協会は市で開催する「英会話サロンこまぐりっしゅcafe」「日本語スピーチ大会」「日本の夏を知ろう&浴衣で盆踊り体験」などのイベントに市内外の異国籍の人々を招き、文化体験を通じた交流の場を提供する活動を続け、今年で22年目を迎える。
同協会では、恒例行事として新年最初のお茶会である「初釜」と日本伝統文化を体験できる「新年会」を同時に行っていたが、事業見直しにより「初釜」を廃止したため、イベント名を「初釜のつどい」から「ニューイヤーパーティ」に改めた。
同パーティーは日本の伝統文化を見て触れて楽しみながら国際文化理解を深めるとともに市民交流を活性化するのが狙い。日本料理をはじめとしたさまざまな料理を楽しみながら外国人との交流を図る。目玉は、海外での披露や講義経験がある吟剣詩舞(ぎんけんしぶ)家の3代目荒井龍凰さんによる剣詩舞。演舞鑑賞用日本刀を使い、戦国時代に武士が合戦に行く前に舞ったという剣詩舞。そのほか、小足立ばやし保存会による獅子舞や同協会前会長で西川流師範の西川舞若さんによる日本舞踊も披露する。
同協会の中村さんは「今回は日本の伝統文化が中心となったが次回からは各国の伝統文化を取り入れていきたい。お茶席を楽しみにしていた皆さんには申し訳ないが、逆に交流に集中できて良いのでは。別途お茶席だけを目的としたイベントを検討したい」と話す。
開催時間は12時~15時。参加費は、一般=2,000円、協会会員=1,000円、外国人無料。当日入会者は会員料金で参加可能。着付け体験は事前申し込み必要。問い合わせは狛江市役所企画財政部政策室協働調整担当(TEL 03-3430-1111、内線2454)まで。