調布駅北口近くに8月1日、富士吉田うどん「風の蔵」(調布市小島町1、TEL042-426-7838)がオープンした。
調布でさまざまな店舗経営をしていた冨田耕一さんは、大手チェーンの回転すし店を開業したが失敗。2年間、山中湖で暮らしていた時に冨士吉田うどんと出会った。もともと、そばが好きだった冨田さんだったが、吉田うどんに衝撃を受け「東京に紹介したい」という思いから、妹の佐久間さんとともに出店した。
富士吉田うどんは富士吉田市で古くから伝えられてきた手打ちうどんで、コシが強く固めの太めんとゆでたキャベツを添えるのが特徴。同店のつゆはかつおだしを中心の薄口しょうゆベースで、ゴマと唐辛子などを練り合わせた自家製の「すりだね」を好みで入れる。
店舗面積は約8坪で、テーブル席10席とカウンター席4席を用意。メニューは、「富士吉田うどん」(並盛り420円、小盛り290円)や「海老天うどん」(600円)、「肉汁うどん」(580円)や「湯もりねぎ玉うどん」(560円)、すしとうどんのセットメニュー「富士の風蔵セット」(並み盛り780円、小盛り650円)なども用意している。
冨田さんは「吉田うどんのおいしさを皆さんに知ってもらい、食べて喜んでほしい。そのためには努力を続けて満足したものを作っていきたい」と話す。
営業時間は11時~22時。日曜定休。