調布市文化会館たづくり（調布市小島町2、TEL 042-441-6111）で8月20日から、子どもに向けた良質な映画やアニメを紹介する「キンダー・フィルム・フェスティバル」が開催される。主催はキンダー・フィルム（世田谷区池尻2）で、青山円形劇場（渋谷区）での開催に続くもの。

　今年で17回目を迎える同フェスでは、世界中の文化や芸術に触れられる22本の子ども向け作品を上映。チケットは航空券をモチーフにしており、会場もジャングルをテーマに準備するなど、子どもたちが「世界」を体感できる演出を施す。

　上映作品は昨年アカデミー賞を受賞した「ピーターとおおかみ」をはじめ、『ピングー』『きかんしゃトーマス』など、アニメや長編・短編映画を用意。そのほか、子どもが参加できるワークショップやルー大柴さんや山口もえさんなどのゲストを迎えた絵本の読み聞かせ、同フェス実行委員でもある女優の戸田恵子さんによる吹き替え上映も予定している。

　同フェス広報担当の松島さんは「子どもたちが飽きないように、短編映画を凝縮させた1時間～1時間半の上映構成になっている。声優さんがその場で吹き替えるライブ上映やゲストによる絵本の読み聞かせなど見逃せない4日間。ぜひご家族でご来場いただきたい」と話す。

　開催は今月23日まで。プログラムはサイトで確認できる。