調布・布多天神社で「歳の市」-妖怪オブジェの天神通り商店街もにぎわい

年末恒例の縁日「歳の市」が開かれる布多天神社

年末恒例の縁日「歳の市」が開かれる布多天神社

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 調布の布多天神社(調布市調布ヶ丘1)で12月25日、年末恒例の縁日「歳の市」が開かれる。

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 同社は祭神の菅原道真公の生没日である毎月25日に縁日を行っているが、特に12月の縁日は1年を締めくくる特別なものとして「終天神(しまいてんじん)」とも呼ばれている。江戸時代から行われているという同祭では、昭和初期まで農機具などの生活用品が扱われてきた。古着や古布などを売る店も多いことから、世田谷の「ボロ市」と並び称されるときもあった。

 毎月の縁日では陶器や骨董(こっとう)品なども並び、遠くから足を運ぶ愛好家もいる。12月の「歳の市」は正月用のしめ縄や門松、神棚や御酒口(みきぐち)なども売られ、近隣から買い求めに来る客が多い。

 併せて、参道にあたる天神通り商店街も参拝客や買い物客らで年の瀬のにぎわいをみせている。同商店街は、市内在住の漫画家・水木しげるさんの妖怪「鬼太郎」などのオフジェが飾られ市民やファンに親しまれてきた。来年はNHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の放送が予定されていることから、同商店街も話題作りのきっかけにしたいと期待を寄せている。

 開催時間は9時~日没。

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