調布・旧甲州街道沿いの老舗酒店が正月準備-今年40周年

「下石原酒店」店内の様子

「下石原酒店」店内の様子

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 旧甲州街道沿いの「下石原酒店」(調布市下石原1、TEL 042-482-3819)が現在、正月の準備に追われている。

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 400年続く街道として知られ、徳川家康が整備した五街道の一つである甲州街道は、国領、下布田、上布田、下石原、上石原を甲州街道3番目の宿場町「布田五宿」とした。この「布田五宿」は長さ約3キロで、街道に沿って街並みができ、旅館や酒・豆腐・菓子・そば・茶・荒物・質屋などが存在したと言われている。の後、国道20号線が甲州街道になり旧甲州街道と区別された。

 今年で40周年を迎えた同店は、農作物を運ぶ「かご屋」として旧甲州街道で営業していたが、40年前に酒販店に転業。酒、たばこのほか、生活雑貨なども取り扱う地域密着店として通常の配達のほか、ホームパーティー用の生ビールのサーバーの無料貸し出しなども行っている。

 また、調布市内で2店舗しか取扱いのない、兵庫県灘市の「櫻正宗」の各種注文や正月のとそ用の日本酒、鏡割り使えるたる酒の注文も受け付けている。今後はインターネットでの情報提供も計画している。

店主の竹内さんは「今までも地域を大切に営業してきた。これからも地域の酒屋として幅広いニーズを気軽に相談できる店になれれば」と話す。

 営業時間は9時~21時。日曜定休(年内は31日まで営業)。年始は1月4日から。

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