JAマインズ調布店(調布市小島町2、TEL 042-482-0286)などで昨年12月15日より、レトルトパック「調布野菜カレー」が5,000個限定で販売されている。
同商品は、杉崎武志さんら調布に住む30代の若手農家8人が野菜を持ち寄り、何度も試食を重ね、約1年かけて開発した。製造は宮島醤油(宇都宮工場=栃木県宇都宮市)、販売は大治(大田区)で行っている。
同カレーは調布で採れた新鮮な野菜を「存在感のある」7グラムでカットし、ニンジン、大根、タマネギ、里芋、ブロッコリー、ホウレンソウの6種類の野菜を入れ、子どもも食べやすい甘口に仕上げた。
杉崎さんは「最近野菜も輸入物が増えてきて食に対する不安が出てきた。値段はやや高めだが消費者に安心して食べてほしい。地産地消で野菜のうま味、甘みを凝縮している」と話す。500分の1の確率で当たりはがきを入れ、当選者には旬の野菜5キロを進呈する企画も。今回は冬の野菜でカレーを仕上げたが、今後は旬の野菜を使い、味も変えて販売する予定。
価格は1袋350円。同店のほか、地域振興総合センター(国領町7)、クイーンズ伊勢丹調布店(染地3)でも扱う。