調布で「アースデイイベント」-「江戸から学ぶエコなくらし」テーマに

「2010アースデイin調布」が調布市庁舎前広場と同市文化会館たづくり・上映シアターで開催される。

「2010アースデイin調布」が調布市庁舎前広場と同市文化会館たづくり・上映シアターで開催される。

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 調布市庁舎前広場と同市文化会館たづくり・上映シアター(調布市小島町2)で5月8日、「2010アースデイin調布」が開催される。

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 アースデイは1970年にアメリカの上院議員が地球環境について考える日「地球の日」を宣言したことから誕生したイベントで、今年で40周年を迎える。日本では4月に行われた「アースデイ東京」が10周年を迎え、13万5千人の動員を記録している。

 「アースデイin調布」は身近なことから始める「ローカルアースデイ」として開催を始めてから今年で23回目。今年のテーマは「江戸から学ぶ粋(エコ)なくらし」。江戸時代に「完全リサイクル都市」だったとされる江戸の街を現代の暮らしに反映させ、エコのために我慢するだけではない生活の提案を目的としている。

 当日は、ブースを設置し環境グッズやフェアトレード品、民族料理などの販売、ストリートダンサーとミュージシャンによるパフォーマンスを行うほか、「アースデイ寺子屋」を開設し、江戸のリサイクルシステムを紹介する講座やパネル展示を行う。また、フランスのドキュメンタリー映画「未来の食卓」(ジャン=ポール・ジョー監督)の上映会も行い、日本語版を監修した調布市民・金丸弘美さんの講演も予定している。

 同実行委員長の久保真一さんは「環境問題の解決には消費の抑制が不可欠。ストイックな対応だけを考えるのではなく、江戸の庶民がずっと物資の少ない中でちょっとおしゃれで楽しい生活を工夫していたことに注目し、エコが粋となる生活文化を作っていきましょう」と話す。

 開催時間は10時~16時。映画上映は11時~、14時~(上映後、金丸さんの講演)、16時~。

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