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調布ハンドボールクラブの小学生、全国大会初出場で初優勝 女子の部

「第37回全国小学生ハンドボール大会(女子の部)」で初優勝を果たした調布ハンドボールクラブ(HC調布)

「第37回全国小学生ハンドボール大会(女子の部)」で初優勝を果たした調布ハンドボールクラブ(HC調布)

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 調布ハンドボールクラブ(HC調布)が8月4日、京都で開催された「第37回全国小学生ハンドボール大会(女子の部)」で初優勝を果たした。

「第37回全国小学生ハンドボール大会(女子の部)」試合の様子

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 小学生・中学生が調布市立国領小学校を拠点に活動する同クラブ。活動を始めて10年目になる。代表は元日本代表で元実業団選手の羽田泰子さん、総監督は元日本代表で元実業団監督・選手の首藤信一さん、高学年女子チームは元実業団選手の小島淳子さんが監督を務め、内田勝さん、鍛治琢磨さんらが指導に当たっている。小学生38人、中学生12人が所属し、小学生の部では今年、東京都新人戦高学年女子の部、東京都大会高学年女子の部、東京都低学年大会で優勝し、中学生の部では全国クラブカップ出場を勝ち取っている。

 同全国小学生ハンドボール大会初戦(2回戦)は、いしかわJr.HC(福島県)と対戦し完封勝ち。3回戦は松井ヶ丘HC(京都府)と対戦し、前半終了まで1点リードされる苦しい試合の中、逆転勝利。HC栃木Jr.(栃木県)との準々決勝、ヴィアティン三重HC(三重県)との準決勝を制し、決勝は花園HC(熊本県)と対戦。相手攻撃陣のロングシュートに苦しめられながらも、固いディフェンスを武器に24-17で優勝を勝ち取った。

 チームキャプテン・ゴールキーパー・窪田光莉さん(6年)は「みんなで頑張って、優勝という目標を達成できたので良かった」、レフトバック・小山田あかねさん(6年)は「場所も空気も初めての経験ばかりだったが、チームの皆と楽しく勝利をつかめた」と優勝を喜ぶ。

 チーム代表の羽田さんは「『調布市からオリンピック選手を!』の目標を掲げ活動を始めて10年という節目に大きな奇跡を起こしてくれた。これからも目標に向かって子どもたちのために、そして調布市の発展にハンドボールを通じて貢献したい」、高学年女子チーム監督の小島さんは「選手たちは、初めての全国大会出場で多少緊張はあるかと思ったが、大きなプレッシャーを感じることなく、伸び伸びとしたプレーで楽しんでくれた。次の目標に向け、止まることなく、さらなるステップアップを目指して、進み続けたい」と、それぞれ意気込む。

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