調布市観光協会が現在、調布市がメインロケ地となった映画「花束みたいな恋をした」のロケ地を巡りながら謎解きを行うイベントを行っている。

　同市では、映画・ドラマなどの撮影支援（フィルムコミッション）を積極的に行い、「映画のまち調布」のPRや地域経済の活性化を図っている。2021年1月公開の同作は、フィルムコミッションの取り組みにより、同市のPRに大きくつながった作品。映画公開に合わせてロケ地マップを作成し、全国の映画や出演者ファンを巻き込んだ新しい形のツーリズムコンテンツを企画したほか、同作が中国でも人気を集め、日本実写映画興行収入歴代第2位を記録したことから、昨年は中国語版（繁体字版・簡体字版）のロケ地マップも作成し、台湾でも配布するなど、さまざまな取り組みを行っている。

　同企画は、謎解きラリー冊子を手にロケ地を巡り、謎解きを行うイベントで、謎解きの場所は、調布駅周辺、飛田給駅周辺、京王多摩川駅周辺。「最後の答え」に正解すると、同作オリジナルクリアファイルやイオンシネマ シアタス調布ペア無料映画鑑賞券、「ざっくう」オリジナルペアマグカップ、調布PARCO商品券（1,000円分）、味の素商品詰め合わせが抽選で当たる。

　冊子は5000部を用意し10月10日からイベントを開催しているが、好評につき同17日には3000部増刷した。市役所（2階総合案内・8階産業振興課）、同市観光案内所「ぬくもりステーション」、京王線市内各駅の広報ラック、市内各公共施設、トリエ京王調布、調布パルコなどで無料配布する。

　来年1月31日まで。