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「ちょうふこどもネット」がこども家庭庁から表彰 調布市で授与式

こども家庭庁から表彰された「ちょうふこどもネット」の平澤和哉理事長(左)と長友貴樹調布市長(右)

こども家庭庁から表彰された「ちょうふこどもネット」の平澤和哉理事長(左)と長友貴樹調布市長(右)

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 11月18日に開催された「第2回未来をつくる こどもまんなかアワード」でNPO法人「ちょうふこどもネット」(調布市上石原1)が表彰されたことを受け、12月17日、調布市が授与式を行った。

授与式の様子

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 同NPOは「青年の健全な成長と豊かな人格の形成に寄与すること」を目的に2004(平成16)年に設立。2007(平成19)年からは、中高校生世代を対象とした児童館「調布市青年ステーション(通称「CAPS(キャップス)」)の運営事業を行っている。

 2003(平成15)年に調布市が「CAPS」をオープンし、当時勤務していた嘱託職員が2004(平成16)年に同NPOを設立。その後、CAPSの運営を同市より受託し活動が本格化。「ちょうふ情報案内コーナー」の運営を中心に同市の観光PR事業や宮城県石巻市と同市の若者をつなぐ復興支援活動など、若者が細く長く続けられる復興支援活動や就労支援を行ってきた。2021年からは学童クラブの運営も受託し、地域や関係各所と連携しながら子どもと保護者に対し切れ目ない支援を行っていることを評価され、こども家庭庁から同アワードの「未来へつなぐ『応援団』部門」で、活動事例紹介事業「こども・若者活動奨励章」が授与された。

 同NPOの平澤和哉理事長は「今回、表彰の連絡を受けた時には、今まで働いていたスタッフや今働いているスタッフ、地域の方々、関係者の方々へ感謝の気持ちが湧いた。調布市内で切れ目ない支援を行うことができているのは、当NPOだけの力ではなく、さまざまな方々に関わっていただいたおかげ。当NPOの新しいビジョン『共に歩んでいく社会』の実現のため、調布だけでなく、全国の同じような活動のヒントにしていただき、また私たちも全国で実施されている活動に学び、時代に合った支援を進めていきたい。これからもCAPS、児童館や学童クラブ、その他市内事業を中心に、乳幼児や青年、さらには保護者を社会全体で見守り、サポートし、社会全体が明るい未来へ進んでいくきっかけづくりができれば」と話す。

 長友貴樹調布市長は「約20年前、大きなチャレンジだったCAPS開設当初のことは鮮明に記憶している。あれから中高生に育ててもらいながら続けてきたこの取り組みが認められ、モデルとなり、視察されるほどになった。『こどもネット』が周囲の理解を得ながら若者たちとの関わり方などを工夫し運営を続けてくれた成果」と授章

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