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調布・國領神社で「国領千年乃藤まつり」 藤の限定御朱印も

高さ12メートルに達する國領神社の神木「千年乃藤」が棚一面に美しく咲く様子(過去の様子)

高さ12メートルに達する國領神社の神木「千年乃藤」が棚一面に美しく咲く様子(過去の様子)

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 調布・國領神社(調布市国領町1)の「千年乃藤」が開花し境内が薄紫に染まる4月19日・20日、「国領千年乃藤まつり」が開催される。

國領神社の「千年乃藤」、棚一面に咲いた満開の様子(過去の様子)

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 同神社の神木である「千年乃藤」は高さ12メートルに達し、約400平方メートルの棚一面に広がっている。神木の樹齢は400年~500年とされ、人々は畏敬の念を込めて、「千年乃藤」と呼んでいる。

 藤の木は「幾歳(いくとせ)を経て今日もよく伸び茂る」ことから、延命、子孫繁栄、商売繁栄、万事繁栄に通じるといわれるほか、「藤(ふじ)」の字は「不二」「無事」に通じ、災厄を防ぎ守る意味もある。境内が藤色に染まる時期には、市内外から参拝客が訪れる。

 4月5日、藤の開花時期限定のお守りと御朱印の頒布が始まった。お守りには「千年乃藤」の実が入っており、「実が身を守り、実がなることで心願成就する」とされる。秋に採れる実の量が限られるため、数量・期間ともに限定で頒布。御朱印も、「藤の切り絵御朱印」「藤柄の御朱印」など、藤にちなんだ新しいものを用意し、5月6日まで頒布する。

 14回目となる「国領千年乃藤まつり」は、今年も能登半島地震の復興支援事業として開かれる。藤棚の下では、市民による多彩なステージ発表や飲食の屋台が並び、藤のライトアップ・イルミネーションも行われる。藤まつりの収益は、藤の育成や被災地神社の復興支援に充てる。

 現在、「千年乃藤」は一部開花し始め、間もなく見頃を迎える。

 開催時間は、19日=10時30分~17時、20日=9時30分~16時30分。小雨開催。

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