
調布史談会が主催する「古墳にコーフン講座」が5月18日、調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)8階映像シアターで開催される。
調布史談会が昨年実施した「上総国(かずさのくに)史跡めぐり」の様子
1964(昭和39)年に設立された調布市の歴史サークル「調布史談会」。史跡や文化財の見学、機関誌の刊行、講演会などを通して歴史を学び、現在、約50人の会員が所属している。
同講演会は、古墳を気軽に学ぶことを目的に企画。古墳の楽しみ方を全国に広める「古墳にコーフン協会」会長のまりこふんさんと理事長の伊藤壮さん、同市郷土博物館学芸員の矢本夏子さんを迎え、調布の古墳について語る。
「古墳にコーフン協会」は、古墳好きの親睦団体で350人以上の会員が所属し、古墳を巡るツアーや動画サイトへの投稿を行う。まりこふんさんはブルース歌手としても活動。大阪にある前方後円墳を訪れたのを機に古墳の魅力に目覚め、古墳をテーマにして歌うようになり、2013(平成25)年に同協会を設立。著書に「古墳の歩き方」(扶桑社)、「まりこふんの古墳ブック」(山と渓谷社)など。コマラジ(狛江エフエム)では「古墳にコーフンラジオ」を担当している。
調布史談会の丸山もとこさんは「子どもにも分かりやすく、大人も思わず『大コーフン』。講演終了後に講演者との交流の時間も予定しているので、古墳の魅力をたっぷり楽しんでいただければ」と話す。
開催時間は14時~。参加無料。定員100人(先着順)。