府中発の4人組ギターロックバンド「kobore(コボレ)」が11月1日、結成10年の節目に府中の森芸術劇場(府中市浅間町1)で凱旋(がいせん)公演を行う。
凱旋公演「kobore HALL ONEMAN(ホールワンマン) ~ヨルノカタスミ~」のポスター
2015(平成27)年に結成したギターロックバンド。地元のライブハウス「府中Flight(フライト)」(府中市緑町)を拠点に活動を続け、結成5年目の2020年にメジャーデビューを果たした。メンバーは、ボーカル・ギターの佐藤赳(たける)さん、ギター・コーラスの安藤太一さん、ベースの田中そらさん、ドラムの伊藤克起さんの4人。
結成当初から「直接音楽を届ける」スタイルを貫き、全国のライブハウスやフェスを中心に、年間約100本のライブを精力的に行っている。今年1月から4月にかけては、21都道府県を巡る全国ツアー「FLARE(フレア) TOUR 2025」を開催した。
府中の森芸術劇場での凱旋公演「kobore HALL ONEMAN(ホールワンマン) ~ヨルノカタスミ~」は、バンド初のホール公演となる。担当マネジャーは「ライブハウスで培ってきた『kobore』の熱量高いライブパフォーマンスが、ホール会場でどんな進化をするのか期待してほしい」と話す。
加えて、10月29日にデジタルシングル新曲「夜に焦がれて」を配信リリースするほか、10周年記念のデジタルベストアルバムのリリースも決定。現在、収録曲をファン投票で決めるリクエスト企画を行っている。
ボーカル・ギターの佐藤さんは「10周年という長い月日、旅に出てまいりましたが、ここまでたどり着けたのは背中に『故郷』の存在があったからです。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします」(原文のママ)とメッセージを寄せた。
デジタルベストアルバムの楽曲投票は11月3日まで。