府中の冬の風物詩「府中けやき並木イルミネーション2025」が11月20日、けやき並木通りと府中駅南口ペデストリアンデッキ周辺で始まる。
フォトスポットにもなる府中駅南口ペデストリアンデッキのオブジェ(過去の様子)
初日は17時30分から、フォーリス(府中市宮町1)前の「けやき広場」で点灯式を開催(雨天時は同館内「光と風の広場」)。カウントダウンのかけ声に合わせて一斉に明かりをつけて、ミニコンサートを開く。出演は「けやき音楽祭2025 JAZZ in FUCHU」にも参加したバンド「Pistachio」で、歌と演奏を披露する。
現在、イベントを紹介するクーポン付きチラシを観光情報センターや公共施設など市内各所で配布している。期間中、チラシを持参して対象店舗を利用すると、各店の条件に応じたサービスが受けられる。
同時開催として、けやき並木通りでは「府中けやき並木ライトアップ」「ウマイルでスマイル!府中☆馬イルミネーションin馬場大門」も行う。「府中けやき並木ライトアップ」は、同通りが東京2020オリンピック自転車競技ロードレースのコースになったことを記念して5色の光彩でケヤキを照らす。「ウマイルでスマイル!府中☆馬イルミネーションin馬場大門」は、地名・馬場大門にちなみ馬をモチーフにした光るオブジェなどで装飾する。
同通りでは12月7日に「クリスマスよさこいwithフラフ」も開催。府中市内のよさこいチームによる演舞や、フラフ(大旗)を使ったパレードを行う(14時~16時)。
実行委員会の担当者は「21年目を迎えるこのイベントを地元の企業や団体の協賛により開催できることに感謝している。国の天然記念物に指定されて101年となる『馬場大門のケヤキ並木』の姿を、昼とは違う趣で行き交う人たちに楽しんでいただけたら」と話す。
点灯時間は16時30分~24時(11月20日のみ17時30分~)。12月25日まで。