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調布・布田にパンケーキ専門店が復活 フワフワ食感、吉祥寺から再移転

パンケーキ専門店「バターアンドミルク」の「いちごみるく」

パンケーキ専門店「バターアンドミルク」の「いちごみるく」

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 移転のため閉店していたパンケーキ専門店「バターアンドミルク」(調布市調布ケ丘3)が12月5日、京王線布田駅近くの三鷹通り沿いに再びオープンした。

パンケーキ専門店「バターアンドミルク」の店内

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 「フワフワプルプル食感」のパンケーキを提供する同店は、2018(平成30)年に布田駅前で創業し、連日多くの客が来店してテレビ番組などにも取り上げられた。店主の菅さんは「当初から、将来は母親が好きでよく訪れていた吉祥寺の街で店を開きたいと思っていた」と言い、念願かなって吉祥寺に移転するため2024年に閉店。吉祥寺でも常連客が増えていたが、親族の介護のため、自宅に近い調布市内に戻ることを決め、再び移転して同店を開いた。

 提供するパンケーキの原材料は創業当初から変えず、生地にベーキングパウダーを使わずに、小麦粉にメレンゲとバターミルクを加えてふっくら柔らかく仕上げる。トッピングの生クリーム、ソフトクリーム、バターは北海道産。季節ごとに期間限定で使う旬のフルーツは、菅さん自ら市場などに出向いて状態を確かめて仕入れ、フルーツ専用の冷蔵庫で鮮度を保つ。

 店舗面積は約10坪で、テーブルとカウンター合わせて12席を用意。店内は、提供するパンケーキの「優しい味」に合わせ、吉祥寺店の時と同じ「ナチュラルな雰囲気」に仕上げた。

 メニューは、「クラシック」「チョコバナナ」「宇治抹茶」(2枚1,600円)などの定番のほか、毎年人気の期間限定「いちごみるく」(同2,000円)を用意。今回新たに、平日限定でアサイーボウル付きのパンケーキ(同2,100円)も提供する。さらにサイドメニューとして要望が多かった「ポテトフライ」と、11色そろえる「推しカラーソーダ」(以上400円)の販売も始めた。

 菅さんは「調布の常連客が吉祥寺店まで来店してくれてうれしくもあり、後ろ髪を引かれる思いだった。これからは、『調布のパンケーキと言えばバターアンドミルク』と言ってもらえるよう、この地でじっくりと根付いていきたい」と話す。

 営業時間は11時~16時。

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