京王線調布駅中央改札口に7月8日、「第29回調布市花火大会」の特大募金箱が設置された。置いたのは調布市花火大会事務局(調布市布田4、TEL 042-481-7311)。
同大会は毎年、運営のために会場内で募金箱を設置しているが、今年はNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で調布が舞台になり観光客が増えていることから、同募金箱の設置を企画。高さ約2メートルの募金箱には、花火の写真とゲゲゲの鬼太郎のイラストがあしらわれている。
市内では、調布市文化会館たづくり(小島町2)1階ロビーにも設置。5月23日に開設した同市観光案内所「ぬくもりステーション」でも協賛金の募金箱を設置し、広げると手ぬぐいになる同花火大会のオリジナル商品「ミニはっぴ」(500円)の販売を行っている。
調布駅構内の特別募金箱に募金した市内在勤の30代男性は「花火大会は毎年見に行っているが(これまで)募金したことはなかった。最近テレビでもよく調布が紹介されているので、今年の花火大会でも(ドラマに)関係した花火が上がるでは、と楽しみにしている」と期待を寄せる。
会場となる多摩川河川敷では現在、会場設営が始まり、今月24日に開催される同花火大会の準備を着々と進めている。
花火大会の開催時間は19時20分~20時30分。荒天時は翌25日に順延。