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府中の博物館で「多摩川 冬鳥の変」展 カモの群泳をジオラマで再現

改築前の大丸堰に集まったカモの様子を表した簡易ジオラマ

改築前の大丸堰に集まったカモの様子を表した簡易ジオラマ

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 河川改修で環境が変化した多摩川で過ごす冬鳥を紹介する特別展「多摩川 冬鳥の変」が1月24日、府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)で始まる。

特別展「多摩川 冬鳥の変」の会場入口の看板

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 同市南縁を流れる多摩川は、多様な環境により野鳥にとっての「楽園」。この時季は北方から渡来した冬鳥や南方へ向かう途中の旅鳥、さらに市街地と行き来しながら常駐する留鳥が集まる。ところが、2019年に受けた台風被害を契機に改修工事が行われ、川の環境が大きく変化した。同展では野鳥の標本70~80点を展示し、変わりゆく多摩川と野鳥相(鳥の種類や構成)を紹介する。

 見どころは、冬鳥の代表であるカモが改修前の大丸堰(おおまるぜき)に集まって泳ぐ姿を再現した簡易ジオラマ。学芸員の中村武史さんは「カモの大群が所狭しと泳ぐ雄姿は圧巻。『カモ将軍』によるクイズパネルも用意するので、カモの特徴や生態を学んでいただけたら」と話す。

 会場では、「呉越同舟 多摩川冬鳥の衆」として渡り鳥と留鳥の姿を、「水際の攻防」として現在の大丸堰にいる水鳥の競い合いなどを鳥の視点で紹介する。

 中村さんは「多摩川という身近な場所にいる鳥が、河川改修後の環境変化に対応しながらそれぞれの活動エリアを確保して生きる姿を知っていただきたい」とも。

  開館時間は9時~17時(最終入館は16時)。会期中の休館日は1月26日。入館料は、一般=300円、中学生以下=150円、4歳未満と「府中っ子学びのパスポート」利用者は無料。3月8日まで。

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