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ひな祭りの夜に皆既月食 国立天文台が生配信、プラネタリウムで月食番組も

前回(2025年9月8日)の皆既月食 撮影:内藤誠一郎さん

前回(2025年9月8日)の皆既月食 撮影:内藤誠一郎さん

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 日本全国で皆既月食が観測できる3月3日のひな祭りの夜、国立天文台(三鷹市大沢2)がライブ配信を行う。

「月食たっぷりうむ3.3」ほか多彩な番組を投映する府中市郷土の森博物館プラネタリウム

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 月食は、月が地球の影を通過することで満月が欠けたり暗く見えたりする現象で、今回は月全体が地球の影に入る「皆既月食」になる。国立天文台によると月の出は地域により異なり、東京は17時28分。月食の起こる時刻は全国同じで、欠け始め(部分食開始)が18 時50分。全て隠れる(皆既食)時間は20時4分~21時3分。月食が終わり満月に戻るのは22時18分。月食は肉眼で観察できる。

 皆既食中の月は完全に見えなくなるわけではなく、赤銅(しゃくどう)色と呼ばれる赤黒い色になることが多い。色合いは毎回同じではなく、明るいオレンジ色や暗い茶色などさまざま。赤銅色に見える仕組みや明るさの異なる理由など詳しい情報は、国立天文台ホームページ内の「ほしぞら情報 皆既月食」で解説している。

 府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)では現在、月食が起きる仕組みや観察方法を紹介する生解説プラネタリウム「月食たっぷりうむ 3.3」を投映している。3月3日までに観覧した人には「月食観察シート」を進呈。解説員の上野さんは「今回は特別に、お客さまが月食シーンを写真撮影できるようにした。3日までに来館した方は観察の準備に、4日以降に来る人は月食の振り返りに、この番組を役立てていただければ」と話す。投映時間や料金は同館ホームページで確認できる。

 当日、国立天文台は三鷹キャンパスや石垣島天文台からの生中継を交えながら、同台の渡部潤一さんと山岡均さんが月食について解説する「ひなまつりに皆既月食を天文学者と楽しもう」を18時45分から配信する。すばる望遠鏡のあるハワイのマウナケア山頂からも「Asahi Astro LIVE 朝日新聞宇宙部」が特別ライブを配信する予定。

 次に日本で見られる月食が起きるのは2028年7月7日(部分月食)。皆既月食になるのは2029年1月1日。

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