府中・明星中学校・高校を運営する明星学苑(府中市栄町)が4月、市内のキャンパスに6年一貫教育校「明星Institution(インスティチューション)中等教育部(通称「MI」)」を開設した。
同学苑は1923(大正12)年、府中の地で創立。100年を超える歴史を持ち、多摩地域の教育を支えてきた。今回、既存の中学校・高校と同一キャンパス内で新たな学びを提供するとし、地域に根差した伝統校が、新しい教育モデルで次世代人材の育成に乗り出す。
「MI」の特徴は、グローバル教育と実践的な学びの融合で、校名の「Institution」は、交流のあるシンガポールの名門校「ラッフルズ・インスティテューション」に由来する。5教科をバランスよく学ぶ総合的な学力の育成と、生徒の主体性を重視した学びを教育の柱に、社会の変化に主体的に対応できる人材、多文化共生や国際社会で活躍する人材の育成を目指す。
学苑の建学の精神「実践躬行(じっせんきゅうこう)」に基づき、自ら目標を設定し、考え、行動する力を養い、高い進路目標に挑戦する姿勢を育てるほか、海外大学進学も視野に入れたグローバル教育にも力を入れる。
「MI」では、中高6年間を見通した独自の「3ブロック制」を導入。中学1・2年のAブロックで中学課程を修了し、中学3年から高校1年のBブロックで高校課程へ進む。高校2・3年のCブロックで大学受験に向けて学ぶ。6年間を2年ごとに再設計することで、「一人一人の成長を加速させる先進的なカリキュラムを実現している」と担当者。
帰国生・国際生には、英語の授業を全て少人数で実施。「それぞれのバックグラウンドに応じたきめ細やかな英語教育を行う」という。
担当者は「国公立大学合格を見据えた質の高い授業に加え、体験教育を軸にした多彩な学校行事、広大な敷地を生かした充実の部活動環境など、知性と感性の両面を育む学びの舞台が整っている。府中に誕生した新たな学びの拠点の魅力を、ぜひ学校説明会で直接体感していただければ」と話す。
第1回学校説明会は5月9日の14時~15時30分に開催。要事前申し込み。