旧甲州街道・布田天神社（調布市調布ケ丘1）で8月29日、「調布よさこい2010」が開催される。

　同イベントは1981（昭和56）年から26回にわたり開催された「調布ふるさとまつり」の見直しを契機に、地元商店会の不動商店会、上布田商栄会、中央商店会の3商店会と地域のよさこいグループを中心に市民で構成された実行委員会を結成。名称を「調布よさこい」に改め、今年で8回目を迎える。毎年約2万8,000人が来場する。主催・事務局は調布市文化・コミュニティ振興財団。

　当日は、旧甲州街道（調布～布田間）全長650メートルを歩きながら踊る「流し踊り」、2カ所の会場で踊る「定点踊り」、調布にちなんだ歌詞と曲調をつけた「調布よさこい輪乱舞」を約20チームの「連」が披露する。布多天神や旧甲州街道沿いの商店会など4会場では、同イベントに合わせて屋台や子ども向けブースを展開。「スタンプラリー」「輪乱舞体験教室」なども予定する。

　同イベントの最後には旧甲州街道を踊り手と来場者が一緒に踊りながら歩く「流し乱舞」と、布多天神社会場とハッピーまつり会場の両会場では「輪乱舞」が行われる。

　28日には調布市グリーンホール（小島町2）で「前夜祭」を開催。市内のよさこいチームが、舞台の上で演舞を披露する。

　同イベント実行委員長の春日かおりさんは「調布よさこいの見所は何といっても調布から布田間の流し踊り。ガードレールがない通りは、踊り手の汗と笑顔、鳴子の音や観客の声援があたたかく楽しい雰囲気を作り出す。この暑い夏を吹き飛ばすよう、とことん汗をかきながら一緒に楽しんでほしい」と話す。

　開催時間は10時～18時。前夜祭は17時30分～19時。本祭は、荒天の場合は中止。