調布駅南口近くに10月1日、アメリカで誕生した24時間年中無休のフィットネス「エニタイムフィットネス」の日本1号店「エニタイムフィットネスセンター調布」(調布市布田4、TEL 042-490-0524)がオープンした。
首都圏を中心に展開する大手スポーツクラブ「メガロス」元社長の山崎徹さんが社長を務める「ファスト・フィットネス・ジャパン」(杉並区)が日本でのフランチャイズチェーン展開の権利を取得し、グループ会社「AFJプロジェクト」(布田4)が運営する同店。アメリカではすでに1,250店を展開し、会員数は約100万人。日本では、5年で100店、10年で300店のフランチャイズ網へと拡大する計画。
店舗面積は約230平方メートル。店内にはシャワー室やトイレ、フィッティングルーム3室や日焼けルーム1室と最新のトレーニングマシンを用意しているが、受け付けなどは置かない。従業員がいるのは、月曜~金曜の10時~19時、土曜・日曜・祝日の10時~14時で、そのほかの時間帯は無人で営業する。入館の際は登録時に発行されるセキュリティーカードをかざすとドアのロックが解除される仕組み。トレーニングマシンに特化した設備や人件費の低コスト化での省力化で、会費は月額5,775円とした。
同店マネジャーの土屋敦之さんは「毎日登録者が増えている。近所に住む人の深夜利用もあるほか、勤務先が近くで、15分の休憩時間に来る人も。当初30~40代をターゲットに考えていたが、若い人や高齢者の利用があることがわかった。忙しい方や利用料が高いという理由でフィットネス通いをあきらめていた幅広い年代の人に利用してほしい」と話す。
開業2週間で200人を超える登録者数があり、約600人の会員獲得を目指す。