調布で「福祉まつり」-市内唯一の盲導犬マリンちゃんも参加

調布市役所前広場や総合福祉センターなどで開催される「第33回調布市福祉まつり」

調布市役所前広場や総合福祉センターなどで開催される「第33回調布市福祉まつり」

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 調布市役所前広場や総合福祉センターなどで12月4日・5日、「第33回調布市福祉まつり」が開催される。

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 同イベントは調布市社会福祉協議会(調布市小島町2)とハンディキャップを持つ人や社会福祉奉仕団体などの有志が立ち上げた同実行委員会が企画・運営。収益は福祉団体へ寄付される。

 今年は94団体が参加予定で、「なるほどひろば」「みんなのひろば」「もぐもぐひろば」の3カ所を開設。「みんなのひろば」では福祉作業所などの手作り品販売やバザー、「もぐもぐひろば」では食べ物などの模擬店を用意する。「なるほどひろば」ではスルーネットピンポンやバリアフリー映画などのほか、「盲導犬とふれあう」コーナーを用意。4日は日本で初めて盲導犬を育成したアイメイト協会(練馬区)が2匹の盲導犬と触れあいながら視覚障害者や盲導犬に関する啓発活動を行う予定。

 5日は同市内在住の愛沢法子さんとパートナーのマリンちゃんが体験談などを交えながら、盲導犬との接し方などを説明する。愛沢さんは昨年1月に盲導犬とともに歩くため訓練を受け、市内で唯一の盲導犬と暮らしている。以前は動物が苦手だった愛沢さんだが、今ではマリンちゃんと心を通わせながらともに歩いているという。

 愛沢さんは「マリンと暮らすことは決して楽なことではない。でも今までできなかったことが、マリンが来てからできるようになった。それがとてもうれしい」と話す。

 開催時間は9時30分~14時30分。会場は調布市総合福祉センター、同市役所前広場、同文化会館たづくり。

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