調布の武者小路実篤記念館(調布市若葉町1、TEL 03-3326-0648)で2月20日、イベント「観梅のつどい」が行われる。
同イベントは実篤が同志らと設立した「新しき村」から贈られた梅の開花時期に合わせ、毎年、コンサートと講演会の2部構成で行われている。同館の紅梅は現在、5分咲き。
同コンサートは桐朋学園音楽大学(若葉町1)の音楽学部生によるバイオリン・チェロの演奏と市内の邦楽サークル「花筏(はないかだ)」の箏(そう)・尺八のジョイントコンサート。椅子席は50席ほどで、演奏を間近で聴くことができる。コンサート後はハーモニープラザ(仙川町1)で、講演会「白樺派多士斉々 柳宗悦の『美愛眞』」を予定。昨年夏に「白樺」全160冊を同館へ寄付した文芸評論家の中谷治夫さんが講演を行う。
同館主任学芸員の伊藤陽子さんは「洋楽と邦楽の合奏が聴ける機会はなかなかないので、ぜひお楽しみいただきたい。椅子席は50席ほどしかないため、あとは立ち見になってしまう。椅子席を希望の方は早めにお越しいただければ」と話す。
開演時間は13時~13時40分。参加無料(入場料要)。入場料は、大人=200円、小中学生=100円、市内在住65歳以上無料。