調布チャリティーウォーク実行委員会が受け付けを行う震災支援ボランティアの登録数が現在、780人を超えている。
同委員会は、被災者支援のボランティアを必要とする調布の組織とボランティアを希望する市民の情報などが飛び交い錯綜(さくそう)する中、情報をまとめ整理することを目的に「東日本大震災被災者支援のための調布ボランティア情報」ホームページを3月19日に開設し、同時に震災ボランティアの受け付けも開始。開設2日後には、同市で市民活動を支援する公的機関「調布市市民活動支援センター」から震災ボランティア情報ホームページとして公認された。
同ホームページの開設はメーリングリストやツイッターでしか告知していないが、登録者数は日を追うごとに増え、1日約100人の申し込みを受け付け、開始から1週間で787人が登録している。
ホームページを開設した同委員会の柴田さんは「少しでも情報共有ができればという思いでホームページを立ち上げた。自分にできることで何か支援したいと考えていた市民が非常に多く、登録者数の増加には驚いている皆さんの思いをうまくつなげられるよう、ホームページを一層活用していきたい」と話す。
登録されたボランティア情報は支援可能な時間、各人ができることや専門技術などを分類し、福島原発の避難者を受け入れている味の素スタジアム(調布市西町)内に設置した「調布市被災者支援ボランティアセンター」などの要請により呼びかけを予定している。