調布市役所前広場（調布市小島町2）で5月7日、「2011アースデイin調布」が開催される。

　1970年にアメリカで始まった「アースデイ」は地球環境の問題について考える日として、現在までに世界各国、各地域で展開しているもの。同市での開催は24回目。今年のテーマは「日本のくらしとエネルギーを考える日」。福島第一原発の事故を受け、イベントを通してエネルギーの見直しについて考えていくことを目的に開く。

　当日は、同市内外のNPOやNGO、福祉団体やボランティア団体など約15団体がブースを開設。「緑のカーテン」「明日のエネルギー」を提案するパネル展示、ハンモック体験や手作りキャンドル体験などのワークショップ、粗大ゴミに手を加えたリサイクル家具や自然食品などの販売、市民参加のフリーマーケットを展開する。特設ステージではフォークソンググループ「MIX」や民俗音楽フォルクローレバンドの「ケサーチャ・アギーボ」のステージ、大道芸パフォーマンスなどを予定。

　同実行委員長の久保真一さんは「今回は準備段階で計画停電の実施などの影響から中止も考えたが、環境問題の解決で重要となる原発や節電などの問題が起きている今だからこそ、続けてきたものをやめてはいけないと開催を決めた。各団体の取り組みを体験することで地球環境やエネルギーについて考えるきっかけにしてほしい」と話す。

　開催時間は10時～16時。入場無料。