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調布・仙川駅前に住宅展示場-地元不動産会社が誘致、「街の顔」目指す

仙川の街になじむようにと生け垣とシンプルなデザインの看板

仙川の街になじむようにと生け垣とシンプルなデザインの看板

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 仙川駅から徒歩1分の場所に11月3日、仙川駅前住宅公園(仙川町3)がオープンした。

真ん中が「カワタケ」の川原洋平さん。「一見厳しい運営条件は、新しいチャンスだった」と運営会社サンフジ企画の石川朋彦さん(右)と安倍拓郎さん(左)(関連画像)

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 地元の不動産会社「カワタケ」(仙川町3 TEL 03-3309-4181)が誘致した。今年6月に駅前にオープンしたオークビル、ブロードスクエア仙川など自社所有の土地7カ所に商業ビルなどを展開する。

 甲州街道の仙川駅東交差点の角にある同展示場。「ここは、仙川への入り口でいわば街の顔になるところ。運営会社にはかなり異例の注文をした」と担当の川原洋平さん。

 満艦飾の看板や幕を控えること、フェンスで囲わず生け垣にすることのほか、新聞折り込みチラシもシンプルで品の良さを感じさせるものに、と同社事前確認を条件にしたほか、「一つの美しい街区をつくること」も条件にした。

 出展したのは、旭化成ホームズ、住友林業、積水ハウス、東京セキスイハイム、パナホーム、ミサワホーム東京、三井ホームの7社。建築業界全体の不況で、一般に住宅展示場の経営は厳しく、近隣の展示場では撤退する住宅メーカーも少なくない中、「同展示場への出展は短期間のうちに決定した」という。

 初日は、世田谷区、調布市、三鷹市などから約300組920人が来場した。地元・仙川の桐朋学園芸術短期大学出身の女性音楽ユニットによる音楽演奏、同社所有の商業施設テナント菓子店との連携によるバウムクーヘンの切り分けサービスなどを実施。終日、家族連れでにぎわった。

 営業時間は10時~18時。

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