調布市観光協会(調布市布田)が4月24日、調布の観光案内ビデオの公開をホームページで始めた。ビデオのタイトルは「調布デート物語 やったね!さとみちゃん」。若い男女が同市内をデートするという設定で、市内の観光地を紹介している。
調布市観光案内ビデオの撮影風景(深大寺・深沙大王堂)(関連画像)
ビデオでは、調布市を東西南北の4つのエリアに分け、武者小路実篤記念館や深大寺、角川や日活の撮影所、布多天神や「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪のモニュメントがある天神通り商店街などを紹介。映像時間は約10分。制作は、同市内の日活調布撮影所にある「日活芸術学院」の学生が手掛けた。
同ビデオ制作で監督を務めた伊丹一登(かずと)さんは「メーンスタッフ12人を含む、総勢約40人で制作したが、市民である自分自身も行ったことのなかった場所もあり、全員が調布の観光地をよく知るきっかけになった」と振り返る。「苦労した点は、実篤記念館をどのようにストーリーに入れ込むか。一番こだわったシーンは多摩川から天神通り商店街あたりの流れ」とも。
制作を依頼した同市観光協会事務局の明石さんは「調布市の観光の魅力がぎっしり詰まった内容。映像をご覧いただき、多くの観光客に市内を散策してもらえれば」と話す。