調布駅南口近くのビル5階で開院していた「スリープクリニック調布」(調布市小島町2 TEL042-490-0700)が6月11日、近隣の住宅街へ移転した。
移転した「スリープクリニック調布」の待合室。入院検査も可能となった。
内科、心療内科、精神科、耳鼻咽喉科を擁する同クリニックは、睡眠に関する検査、治療をメーンとして2005年12月に遠藤拓郎院長が開院。その後、スリープクリニック銀座(中央区銀座3、TEL 03-5524-7700)とスリープクリニック青山(港区青山4、TEL 03-5786-9700)を開院した。入居していたビルの老朽化と調布駅地下化に伴う駅周辺の再開発を見込み、移転を決めた。
移転先は路面に面した2階建ての建物で、1階は受付、待合室、2つの診察室。2階には新たに入院検査ができる病室3部屋を用意し、日本睡眠学会認定の医師と技師が検査と治療を行う。検査は米国NASAでも使用している行動計で日常生活の睡眠状況を調べる方法や小型の脳波計で自宅での睡眠の深さや呼吸、心電図を調べることもできる。治療は高い照度(1万ルックス以上)の光療法や経鼻的持続陽圧呼吸療法などのほか、睡眠環境に対するアドバイスや処方による治療を行う。
同クリニックのスタッフは「調布では初診の方には1カ月ほど予約をお待ちいただくこともあるが、初診を銀座か青山のクリニックで受診していただければ、すぐに診察を受けることができる。ちょっとした不快な症状でも気軽に受診して、快眠生活を送ってほしい」と話す。
診療時間は月曜~金曜=10時~13時、14時~19時30分。土曜=9時~12時、13時~15時。日曜・祝日休診。