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調布でプロのベーシスト集団「地下室の会」が復興支援ライブ

プロのベーシスト189人で結成する「地下室の会」のイベントの様子。

プロのベーシスト189人で結成する「地下室の会」のイベントの様子。

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 調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で9月30日、国内外で活躍するプロのベーシスト189人で結成する「地下室の会」による「第50回地下室の会 ライブ記念イベント Bassment Party Live Vol.50」が開催される。

「地下室の会」が開催する「第50回地下室の会 ライブ記念イベント Bassment Party Live Vol.50」

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 日本を代表するベーシスト富倉安生さんと依知川伸一さん、佐藤研二さん、スティング宮本さんらが地下にある店で飲んだことをきっかけに1997年に結成した同会。地下室を表す「BASEMENT」とベースの「BASS」とを掛けて「地下室の会・BASSMENT PARTY」を発足し、2000年からイベントを開始。営利目的ではなく、「流行に左右されない本物の音楽」を提供することを目的に、ライブハウスなどでイベントを行っている。

 今回は、50回目のライブを記念し、初めてホールで開催する。節目として、以前から目標にしていた「支援」イベントを掲げ、「東日本大震災復興支援ライブ」として収益の全額を同会メンバーの黒瀬寛幸さんが住む宮城県名取市に寄付する。所属ベーシストは自身のバンドやセッションバンドなどで出演し、全てのミュージシャンが無償で参加。音響、照明、制作などのスタッフもボランティアとして参加するほか、レコード会社、音楽事務所、楽器メーカー、楽器店、音楽雑誌、レコード店などの支援も募り、音楽業界全体で盛り上げていくという。

 同会副会長の依知川さんは「調布市や調布市民の皆さまの協力を得て開催できるのは、二重の喜び。ぜひ、日本を代表するプレーヤーたちの演奏を聴いていただきたい。復興にはまだまだ時間がかかる。今後につながるようなイベントにしたい」と話す。

 出演は、バンドスタイルの「A-STAGE」が「Nuovo Immigrato」「Ricky & The Michelle」「村上聖Bit Band」「BARAKA」「Cube-ray with 都啓一」「中村梅雀バンド」「川添智久 WITH FRIENDS」「レイニーズバンド」「JET Horns」。ソロやデュオのステージ「B-STAGE」は「恍惚ビブラート」「梶山シュウ」「はなわ」「泉尚也SOLO」「佐藤研二」「ジャズベーズ」「Groove Navi」。

 開催時間は13時から。料金は前売り=3,000円、当日=3,500円。

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