調布・深大寺で山門舞台に「十三夜」-声明や講話、能楽を披露

過去の深大寺十三夜の様子

過去の深大寺十三夜の様子

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 調布の古刹(こさつ)、深大寺で10月27日、「第十四回 深大寺十三夜」が開催される。同寺で一番古い建物でもある山門を舞台に、夜空の下で、天台声明や講話、能楽が行われる。

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 毎年200人以上が来場する同行事。「十三夜」とは旧暦の9月27日に行われる月見の行事で、旧暦8月15日に行われる「十五夜」と共に非常に美しい月を見ることができる。

 同行事で最初に行われる「声明」は、経文に旋律や抑揚をつけて唱(とな)えるもの。講話は、月の文化を広めるための講演活動を全国で行う傍ら、「月と季節の暦」を制作し、毎年出版している団体の代表を務める志賀勝さんが行う。能楽では今昔物語集の「蝉丸」が舞い、謡われる。

 同行事の担当者は「山門の下で行うので小雨でも実施する。月夜の下で行われる声明や能楽の幻想的な雰囲気を味わっていただければ」と話す。

 開催時間は18時~19時30分。入場無料。

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