10月21日に開催された「第17回 調布飛行場まつり」で、宮城県石巻市のボーイスカウトと調布の高校生や大学生が合同で、復興支援を呼び掛けした。
同市の青少年健全育成団体「NPO法人ちょうふこどもネット」と復興支援の市民団体「調布から!復興支援プロジェクト」が合同で出展したブースで行った。石巻のボーイスカウト2人が調布の高校生、大学生5人と共に「ワカモノプロジェクト」と題して復興支援を呼び掛けた。石巻市観光協会から委託された商品などを販売し、売り上げは全額義援金に充てる。子ども向けに、ペットボトルを使ったボーリングも行った。
石巻の2人は前日に調布に到着。イベントの準備から携わり、交流を深めた後は、市内の石巻出身者や復興支援関係者と共に調布市花火大会にも招待され、花火を楽しんだ。
同プロジェクトで事務局を務める鵜生川さんは「石巻と調布の若者が共通の体験をする交流事業を通して、つながりをより強いものにしてほしい。お互いに支え合える関係が今後も築けるように、彼らが大人になっても続く交流事業になれば」と話す。
「ワカモノプロジェクト」は東京都観光局の復興支援助成金を受けており、今後も活動を続けていく。