調布・京王閣で手紙社「蚤の市」-アンティーク店など全国133組参加

手紙社のセレクトを信頼して、30代女性を中心に市内外から大勢の人が集まる

手紙社のセレクトを信頼して、30代女性を中心に市内外から大勢の人が集まる

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 調布の神代団地内に店舗兼事務所を構える編集チーム「手紙社」が11月24日と25日、京王閣(調布市多摩川)で「第2回東京蚤(のみ)の市」を開催する。前回より規模を拡大し、店舗やゲストなど計133組が参加。8000人の来場を見込んでいる。

ニシワキタダシさんのイラストがかわいい、第2回東京蚤の市のフライヤー

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 スタッフ自らが「わくわくする」ことを基準に、これまでに調布市内で数々のイベントを企画し、成功を収めてきた同社。主に30代の女性にそのセンスが支持され、市内外から大勢の人が集まり、調布に新しい風を吹き込んでいる。

 今年5月に開催した第1回は、77店舗が出店し、2日間で7300人が来場。今回は古家具・古道具店=71店、古書店=14店、飲食=24店、レトロ雑貨=4店、リメーク=5店が出店。ワークショップやライブ、トークショーのゲストなど合わせて133組が参加する。

 初出店者は、静岡のビンテージ自転車展示&アンティーク品販売「Bon-côté」や手紙社のスタッフがほれ込み参加を依頼した那須高原の古書店「白線文庫」、東京谷中の鮮やかな色合い、大胆な柄行きのアンティーク着物店「Ponia‐pon」、京都・北欧のビンテージ食器や生地を中心に販売する「salmiakki」、世界各地を旅して集めた古雑貨を販売する「little known」、店舗リノベーションを手掛けたcohakoと合同で出店する「白楽ベーグル」(24日のみ)、栃木・フランス・パリに移住した夫婦が、フランスで買い付けた趣のある品を販売する「L’atelier Brocante」など。

 会場ではフランスののみの市のような雰囲気をと、さまざまなイベントを予定。金継ぎ作家黒田ゆきこさんの「なおす、みなおす。金継ぎのこと」、甲斐みのり×夜長堂の「東京・大阪、いい建物がたり」、かわいいイラストとおかしな言葉で笑いを生み出す、静かなるエンターテイナー、ニシワキタダシさんと遊ぶ「ことわざクイズ」のほか、音楽ステージは「バロンと世界一周楽団」「ジョンジョンフェスティバル」が出演予定。

 同社の藤枝大裕さんは「すてきな品ぞろえだけでなく、そこにいるだけで楽しくなるような空間を作りたい。前回よりも多くの出店者に恵まれ、さまざまな視点で選ばれた古き良きものが会場に集う。私たち自身も当日を迎えることを楽しみにしながら準備を進めているので、ぜひ会場に流れる雰囲気を存分に味わっていただきたい」と話す。

開催時間は両日共10時~16時。入場料300円、小学生以下無料。雨天決行。

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