居酒屋店を経営する「ばさら厨房(ちゅうぼう)」(府中市)が11月27日、「和酒厨房 ばさら仙川店」(調布市仙川町1、TEL 03‐5969‐8866)をオープンした。
古民家風な造りを演出する「和酒厨房 ばさら仙川店」店内の様子
同社が経営する府中本店(府中市)、調布店(調布市)に続く3店舗目で、産地直送の鮮魚と「厳選した」野菜を提供する居酒屋として展開。世田谷区や狛江市に隣接し、劇場や2つの大学などもある特色ある地域に出店を決めた。
店舗面積は25坪。席数は、カウンター席8席と座敷を合わせて約50席。個室は4人~8人席の5室を用意。内装は柱を生かした古民家風な造りを演出する。メニューは、新潟県直江津と熊本県天草から直送した鮮魚を刺し身にした「ばさら盛り」(3~4人前、1,680円)や「トロサバの干物」(1,280円)など魚料理をメーンに約70種を用意。「本日のおすすめ」では、刺し身や焼き魚のほか、野菜の揚げ出しや魚の串揚げなど、その日に仕入れた旬の食材を中心に提供する。
日本酒にも力を入れ、約30種を常備。「賀儀屋」「いずみ橋」「花泉ロ万」「磐城寿」の4銘柄をメーンに、季節ごとに出荷される日本酒を用意する。日本酒は高いというイメージを払拭(ふっしょく)し、多くの人に飲んでもらいたいとの考えから、グラスで350円~500円で提供する。
同社の横川尚行社長は「幅広い世代が集まり、活気あふれる仙川の地域性を生かしながら、皆さまに愛される店を作りたい。日本酒の幅広い面白さを知っていただきたいとの思いから、豊富に取りそろえ、低価格でご用意しているので心置きなく楽しんでほしい」と話す。
営業時間は17時~翌1時。1月1日~3日定休。