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調布のつつじヶ丘に和酒バー、夫婦で開業、栃木の銘酒メーンに

おでん( 一品 150円~200円)、お刺身盛り合わせ (1,200円)、日本酒(左から)「辻善兵衛」純米吟醸 五百万石 原酒あらばしり ( 1合 890円)、「澤姫」大吟醸 無濾過生原酒  (1合 1,200円)、「若駒」特別純米 しずく搾り斗瓶採り 無濾過生原酒(1合 840円)

おでん( 一品 150円~200円)、お刺身盛り合わせ (1,200円)、日本酒(左から)「辻善兵衛」純米吟醸 五百万石 原酒あらばしり ( 1合 890円)、「澤姫」大吟醸 無濾過生原酒 (1合 1,200円)、「若駒」特別純米 しずく搾り斗瓶採り 無濾過生原酒(1合 840円)

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 調布市つつじヶ丘に2月1日、和酒バー「デンゾウ・バー」(調布市西つつじヶ丘3、TEL 042-444-3865)がオープンした。

「デンゾウ・バー」オーナー夫婦の小倉誠さん、昌美さん

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 小倉誠さん、昌美さん夫婦が経営する同店。自宅に設置したバーカウンターで友人をもてなしてきたことから、多くの人にも酒と料理の組み合わせから生まれる味わいの深さを楽しんでほしいと開店を決意。誠さんは会社を辞め、調理学校で勉強後、飲食店やスーパーの鮮魚部で修業した。その後、「沖縄食堂みやら」(府中市緑町3)に約1年勤務した後、街の雰囲気の良さに引かれ、西つつじヶ丘に開店。誠さんの祖父の名前を店名に付け、日本酒をメーンとした国産酒と酒に合う料理を提供する。

 店舗面積は約13坪。カウンター7席と、テーブル14席の計21席。ステンドグラスの照明やラインアートのガラスを店内に施し、大正ロマンをイメージしたレトロな雰囲気を演出する。

 メニューは定番のおつまみに加え、誠さん出身の栃木と、昌美さんの母親の故郷・沖縄にゆかりのあるものを取り入れる。皮付き豚バラ肉の塩漬けをスライスし、あぶった「スーチカ」(530円)や沖縄珍味の「ワタガラス」(300円)、「豆腐よう」(480円)、「スクガラス豆腐」(380円)、一口大にカットし、蒸したジャガイモを揚げた栃木名物「いもフライ」(480円)などを提供。現在はおでんを用意し、同店オリジナルの食器で提供する。デザートは、栃木県外での提供は同店のみとなる「那須高原 南ヶ丘牧場のアイスクリーム」(380円)を用意。酒は日本酒、焼酎、泡盛、国産ウイスキーなどをそろえる。メーンとなる日本酒は、栃木県の蔵元にこだわった「澤姫」「姿」「若駒」「松の寿」「旭興」などを1合(730円~)から用意。今後は国産ワインも取り入れるという。

 小倉さん夫婦は「最近若い人に日本酒が敬遠されがちだが、合わせる料理によっておいしく飲めることを知ってもらい、日本酒を好きになるきっかけがつくれたら。また、日本酒が好きな人には、あまり知られていない蔵元の日本酒を味わってもらい、栃木の酒の良さを知ってほしい。店内には60インチのテレビを設置しており、サッカーや野球の日本代表戦などのスポーツ中継も行う予定なので、地元の人にお酒とスポーツ観戦を楽しんでもらえるようにもしたい」と話す。

 営業時間は17時~24時。月曜・第3日曜定休。

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