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調布の住宅街にレストラン、一流ホテル元シェフ「地域の子どものために」

南仏野菜とスモークサーモン(500円)、左奥:トマト・モッツァレラチーズのドライトマトソース(500円)、右奥:ポテトサラダとフランスパン(400円)

南仏野菜とスモークサーモン(500円)、左奥:トマト・モッツァレラチーズのドライトマトソース(500円)、右奥:ポテトサラダとフランスパン(400円)

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 調布・深大寺の住宅街に2月11日、「創作料理 深大寺 OKASHITA(おかした)」(深大寺東町6、TEL 042-486-1828)が開店した。有名ホテルの厨房(ちゅうぼう)に立っていたシェフが、生まれ育った地で腕を振るう。

オーナーシェフの岡下さんと店内の様子

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 店舗面積は約10坪で、23席。オーナーシェフの岡下新一さんは1962(昭和37)年生まれ、16歳で料理の道に入り、21歳で渡仏。3年後に帰国し、「ホテル西洋銀座」の開業時にシェフとして勤務。その後、武蔵境でビストロ店の経営、六本木の東京ミッドタウンにある「ザ・リッツ・カールトン東京」勤務を経て、同店を開いた。

 「この地域で俺のことを知らない子どもはいないかも」と話す岡下さん。オープンチラシには「地域のかみなりおやじで毎日元気に子供を見守っています」と書かれており、登校する子にあいさつするため、毎朝学校の校門に立つほどの子ども好き。値段も「子ども連れでもファミレス感覚で気軽に来られるように」と、通常メニューで一番高い料理でも「チョリソー、キムチの俺のピザ」など980円に抑えている。そのほか、年齢層を問わず笑顔がこぼれるという「高菜の入ったペペロンチーノパスタ」や「みんな大好きカルボナーラパスタ」(以上880円)、シェフ自慢の一品「よっぱらい牛肉の刺身 赤ワイン風味」((680円)など、料理は300円から提供。ドリンクはビール(500円)やグラスワイン(400円)などに加え、カクテル(550円)も用意する。

 岡下さんは「地域の子どもたちに、手頃な値段で手作りのおいしい料理を食べて健康に育ってほしいと思い、地元での開業を決意した。野菜もほとんど地元調布のものを使っている。家族連れも大歓迎なので、気軽に来ていただければ」と話す。

 営業時間は17時~24時。月曜定休。現在、開店記念サービスを実施中。詳しくはホームページで確認できる。

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