調布市・仙川の「NTT中央研修センタ」近くに4月8日、「麺処 絢(けん)」(調布市入間町3、TEL 03-3483-4056)がオープンした。
店舗面積は約15坪。席数は座敷8席、テーブル10席、カウンター4席の計39席。店主は柴崎駅近くで「創作居酒屋 絢」を経営していた山岸健太郎さん。店舗は山岸さんの母親が鉄板焼き屋を営んでいた建物で、「生まれ育った地元に根差したい」との思いをきっかけにラーメン店に改装した。外壁や内装は「体にやさしい 心にやさしい」をコンセプトに明るい黄色を採用。外光が入るよう窓は大きく取り、店内は全席禁煙で女性や家族連れも入りやすい雰囲気を目指した。
同店のラーメン(塩・醤油、以上650円)は、山岸さんが子どものころによく食べていた栃木県佐野市の佐野ラーメンの味に影響を受け開発。自家製麺は店内の製麺室で作っており、できるだけかん水を押さえ2段熟成を行う。スープは化学調味料を使用せずに、丸鷄、真昆布、焼きあご、かつお節などで作る。
その他、「チャーシューメン」(塩・醤油、以上850円)、「香味野菜たっぷりたまごかけごはん」(300円)、「ミニチャーシュー丼」(350円)。ドリンクは生ビール、瓶ビール(以上480円)、レモンサワー(400円)、ウーロン茶割り、緑茶割り(以上350円)など。
山岸さんは「柔らかさを追求したチャーシューや穂先メンマ、とろとろ加減や味の染み込み具合を研究した半熟煮卵など、具材も全て手作り。しばらくしたら製麺機を使いワンタンやギョーザも作れたらと思っている。地元の方々が世代を越えて来てくれるようなお店を目指したい」と話す。
営業時間は、昼=11時30分~14時30分、夜=17時~スープが終わるまで。