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ホルモンの「い志井」、調布に立ち飲み串焼き店「日本再生酒場」

1串100円で提供する「日本再生酒場」調布銀座店。写真は「たん」(舌)

1串100円で提供する「日本再生酒場」調布銀座店。写真は「たん」(舌)

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 ホルモンに特化した業態で国内に120店舗を構える「い志井」(調布市下石原2)は7月5日、調布銀座商店街に「日本再生酒場」(小島町1、TEL 042-444-8939)をオープンした。

大衆もつやき処「日本再生酒場」前で開店に向けて意気込むスタッフ。後列右から3番目が石井社長。2番目が須山店長。

 契約する食肉処理場でその日の朝に取り出された新鮮なホルモンを手間暇かけて下処理し、備長炭の炭火焼で提供するおいしさが評判となり、店舗数を拡大してきた同社。近年のホルモンブームの火付け役的存在でもある。串焼き店や焼き肉店など10以上の業態を展開、「日本再生酒場」は立ち飲みをメーンとする串焼き業態で、「昭和20年代後半から40年代までの、活力あふれる日本の酒場をもう一度」という思いから生まれたという。同業態5店舗目となる同店は、店舗面積約20坪、立ち飲みで20人、椅子席で45人。

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 料理は「い志井」の他店でも提供している「れば」や「はつ」、「たん」などの串焼きを、ボリュームを抑えることで、1本100円で提供。他の料理も価格を低めに設定し、気軽に立ち寄ってもらえるようにした。その分、内装は他の「日本再生酒場」よりシンプルな造りにするなど工夫を凝らす。「い志井」定番メニューの「フォアればー(600円)」や「白センマイ刺(600円)」も用意する。

 同社の石井社長には忘れられない出来事がある。同社が全国展開を積極的に進めていた4年前、調布の有力事業者が集まる場でのこと。大学のコーチまで務める石井さんの水泳好きが高じて千葉の海沿いに移住する計画を話していたところ、水泳の恩師であり、アクラブ調布の前身である「金子水泳学校」の創業者で、元調布市長の金子佐一郎さんに、周囲が注目する中「調布を捨てる気か」と一喝された。「調布生まれではない僕が、調布の住民として認められた瞬間だった」とうれしそうに話す石井さん。この後に焼き肉店「調布食肉センター」を開店。調布での次の出店場所を探していた。

 石井さんは「調布銀座は小さいころ本当によく遊んだ思い出の場所。ずっと、ここに出店したいと思っていた」と話す。「当時は映画館もあり、ここが本当に調布の銀座だった。近隣のお店とも力を合わせ、市民がここをまた『銀座』と思えるような場所にしたい。そして調布銀座から調布の街を盛り上げることができれば」と意気込む。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。今後はランチの提供も検討しているという。業態は未定だが、今年の秋には調布市内に新店を開店する予定。

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