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調布市郷土博物館で全国各地の「だるま」展-体験教室や講演会も

深大寺だるまの展示の様子。深大寺開眼だるま(中央左)と必勝だるま(中央右)。

深大寺だるまの展示の様子。深大寺開眼だるま(中央左)と必勝だるま(中央右)。

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 調布市郷土博物館(調布市小島町3、TEL 042-481-7656)で現在、収蔵品展「ところ変われば だるまも変わる」が開催されている。

展示する加藤文成さんの郷土玩具コレクションの一部

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 同館が所蔵する加藤文成さんの郷土玩具コレクションの中から、全国各地のだるまとだるまを題材にした郷土玩具約200点を展示する同展。併せて、多摩地域で作られた「多摩だるま」に注目し、作り方や深大寺だるま市で開眼した梵字(ぼんじ)の目を持つだるまなど、ご当地だるまも展示する。

 多摩地域のだるま作りは、江戸時代の終わりから明治時代初めにかけて群馬・埼玉方面の技術が伝えられ始まったと言われ、主に農家の副業とされていた。養蚕豊作を願う縁起物として人々に受け入れられて深大寺の縁日でも盛んに商われるようになり、多摩地域では毎年3月3日・4日、日本三大だるま市の一つ「深大寺だるま市」が開催されている。

 同展に関連して、体験教室「こどもはくぶつかん 張子のだるまをつくろう」(7月31日)、「ゆりーと・だるまをつくろう」(9月7日)を開くほか、同市文化会館たづくり(小島町2)で8月31日、講演会「だるまは関東で生まれた~だるまの起源」を予定する。

 開館時間は9時~16時。月曜休館。入場無料。9月16日まで。体験教室の開催時間は10時~12時。定員各回15人(申し込み順)。小学校3年生以下は保護者同伴。要申し込み。講演会開催時間は14時~15時30分。定員200人(先着順)。

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